【5分で分かる】キャリアコンサルティングの意義とその役割とは

更新日:2020年10月31日


キャリアコンサルタントを目指したい人やキャリアコンサルティングを学びたいと思っている人へ


こんにちは。キャリ男人事サロン代表のキャリ男です。今回は、キャリアコンサルティングの意義とその重要な役割についてまとめてみたいと思います。



 近年、技術革新の進展、産業構造の変化、労働者意識の多様化等様々な社会・経済的変化が急速に生じている。


 このような環境変化に伴い、個人が主体的に自らの希望や適性・能力に応じて、生涯を通じたキャリア形成を行うことの重要性が論じられている。

組織に依存する受動的なキャリアから、個人の主体的なキャリア形成を支援する動きへ移行している。


 そのため、「労働者の職業生活設計に即した自発的な職業能力開発(キャリア形成)と、これに資する職業能力評価制度の整備」に重点を置き、平成13年には、職業能力開発の基本法である職業能力開発促進法が改正、施行された。


 平成13~17年度を計画期間とする第7次職業能力開発基本計画の中でも、「キャリア形成の促進のための支援システムの整備」を推進することが強調されている 。


 これらの法改正や計画の中で、事業主(企業)が労働者のキャリア形成を支援していくことが求められ、労働者へのキャリアコンサルティング支援の必要性が増してきた。



キャリアコンサルティングとは、「個人が、その適性や職業経験等に応じて自ら職業生活設計を行い、これに即した職業選択や職業訓練の受講等の職業能力開発を効果的に行うことができるよう、労働者の希望に応じて実施される相談その他の援助をいう」(第7次、第8次職業能力開発基本計画)と定義される。



 今後、キャリアコンサルティングを通じて、自身の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待されている。


 以上、キャリアコンサルティングは、個々人のキャリア観の多様化、キャリア支援体制の整備、労働政策上の要請に応えるための有力な手段の一つとして求められている。


 キャリアコンサルティングに求められる役割は多く、

 

① 職業を中心にしながらも個人の生き甲斐、働き甲斐まで含めたキャリア形成を支援すること

② 個人が自らのキャリア・マネジメントにより自立・自律できるように支援すること

③ 個人と組織との共生の関係をつくる上で重要なものであること


 など、キャリアコンサルティングが果たす役割は、我が国の経済を、量の拡大と質の向上の双方の観点から成長させていくことに資する。


 また、キャリアコンサルティングは、個人に対する相談支援だけでなく、キャリア形成やキャリアコンサルティングに関する教育・普及活動・環境等、将来への働きかけを行う役割も持つ。


 そのため、キャリアコンサルティングを行うキャリアコンサルタントは、日頃から高い倫理観を持って活動を行う。このように、キャリアコンサルティングは、大いに社会的意義がある諸活動と言え、今後ますます活躍できる領域は多様化していくであろう。


本ブログは正確なリファレンスに基づいています。

参考)木村周,『キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版』

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